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  • 【入場無料/申込不要/同時通訳あり】同志社大学人文科学研究所 国際学術シンポジウム 第4回「北に渡った言語学者・金壽卿(1918-2000)の再照明」開催のご案内
  • 同志社大学人文科学研究所

    国際学術シンポジウム 「磁場としての東アジア」シリーズ・第4

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          北に渡った言語学者・金壽卿(1918-2000)の再照明

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    日時:2013119() 10:3017:30

    会場:同志社大学今出川キャンパス・明徳館M1教室

     ※地下鉄烏丸線・今出川駅下車、徒歩3

     ※キャンパスマップ http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/imadegawa.html

     ※ポスターは こちら 

    日本語・コリア語の通訳あり / 入場無料・申込不要

     

    【シンポジウム趣旨】

     

     金壽卿(キム・スギョン、19182000)は、1945年以前に京城帝国大学法文学部・東京帝国大学文学部(大学院)で哲学と言語学を学び、日本の敗戦後は1946年に北朝鮮(1948年以降は朝鮮民主主義人民共和国)に渡り、同国の言語学・言語政策において大きな影響力をもった言語学者である。たとえば現在「労働」という単語について、南では「ノドン(nodong)」で北では「ロドン(rodong)」と表記するが、この表記法が北朝鮮で確定される際に大きな理論的役割を果たしたのが金壽卿であった。彼は1940年代から1960年代まで、同国の言語学の中軸を担った。

     しかしながら、その歩みはまだ本格的には解明されていない。

     

     本シンポジウムは金壽卿の生涯と研究について多角度から検討することで、北朝鮮の言語政策・言語理論のみならず、植民地時代および冷戦期における学問や、南北分断状況における家族といった問題まで考える。言語という側面から北朝鮮を照明することは、同国に関する冷静な学術研究が求められる現状において、新鮮な視点を提供すると考える。

     

     本企画の目玉は、金壽卿の実の娘・金惠英氏(トロント大)と実の息子・金泰成氏(釜山大)による特別講演「父、金壽卿」である。金壽卿は朝鮮戦争時に家族と離ればなれになったが、1980年代末以降、再会をとげる。その家族離散と再会の経験を語っていただく。公の場でこの話を語るのはこれが初めてのことであり、注目される。

     

     こうしたパーソナル・ヒストリーを中心に置きながら、専門の研究者をパネリストとして招き、金壽卿の業績や生涯について学術的・総合的に論ずる。

     

     第1部「北朝鮮の言語学・言語政策と金壽卿」では、まず金河秀氏(延世大)が、その後の専門的な議論に先立つ講演として、北朝鮮の言語政策および言語学史を総論的に論ずる。次に崔炅鳳氏(圓光大)が、コリア語学史のなかで金壽卿の業績を実証的に位置づける。

     

     第2部「金壽卿の国際的な照明」では、日本・旧ソ連・中国のそれぞれの観点からの議論を提示する。まず、コ ヨンジン氏・板垣竜太氏(いずれも同志社大)が、金壽卿の朝鮮語学を、植民地時代の知的形成や日本との関係から論ずる。次に趙義成氏(東京外国語大学)が、ソ連の言語学の影響という観点から金壽卿の位置づけを論ずる。そして、中国の朝鮮語学の元老研究者である崔羲秀氏(青島濱海学院)が、中国朝鮮族の言語学への金壽卿の影響を語る。

     

     

     公開シンポジウムであることにかんがみ、専門的な内容を含みながらも、一般聴衆にも分かりやすい場であることをめざしたい。

     

    【プログラム】

     

    10:30開始

     

    第1部 北朝鮮の言語学・言語政策と金壽卿

     金河秀(延世大学校)「北朝鮮の言語学史をどうみるか」

     崔炅鳳(圓光大学校)「国語学史の観点からみた金壽卿」

      司会:コ ヨンジン(同志社大学)

     

    (昼休み 12:20-13:20)

     

    第2部 金壽卿の国際的照明

     コ ヨンジン・板垣竜太(同志社大学)「金壽卿の朝鮮語研究と日本」

     趙義成(東京外国語大学)「旧ソ連の言語学と金壽卿」

     崔羲秀(青島濱海学院)「金壽卿と中国の朝鮮語学」

      司会:洪宗郁(同志社大学)

     

    特別講演

     金惠英(トロント大学)・金泰成(釜山大学校)「父・金壽卿」

     

    第3部 総合討論

      司会:板垣竜太(同志社大学)

     

    17:30終了

     

    【主催・問合せ】

     

    主催:同志社大学人文科学研究所

    共催:同志社大学グローバル地域文化学部、同志社コリア研究センター

     

    全般的なお問合せ:同志社大学人文科学研究所

      Tel: 075-251-3940

      E-mail: ji-jimbn[@]mail.doshisha.ac.jp

     http://jinbun.doshisha.ac.jp/

    個別・専門的なお問合せ(コリア語対応可):企画者

      ksg.sympo[@]gmail.com

     

  • 【入場無料/申込不要/日本語通訳あり】 同志社大学人文科学研究所 国際学術シンポジウム 「磁場としての東アジア」
  • ≪趣旨≫

     東アジアはそれ自身で完結するものではなく、アメリカをはじめとする世界各国との深い関係のなかで存立した。また、経済成長のような一分野の観点だけから、東アジアを語ることもできない。一国的視野を超え、政治や社会、文化を含む広範で複雑な関係をあらしめている歴史的条件を越境的にさぐって、問題を根底から問い直すことが求められている。様々な集団や個人が行き交い、時には地域や国家のレベルにいたる接近と反発、協同・競合・対立、そして生成と消滅の舞台となった「東アジア」という磁場に注目し、その概念をも相対化していくことを目指す。

    ≪開催日≫

    第1回:2013年9月21日(土)~ 9月22日(日)

    第2回:2013年10月26日(土)

    第3回:2013年11月3日(日)

    第4回:2013年11月9日(土)

    ≪会場≫

    同志社大学今出川キャンパス 

    ※リーフレットはこちら

    ※使用言語は日本語、英語、朝鮮語で行いますが、各プログラムではそれぞれ日本語通訳を準備しております。

    ≪プログラム≫

    第1回

    『ミッション高等教育史の可能性』 

                           ※チラシはこちら

    <日時> 9月21日(土)14:00~17:00(開場 13:30)

    <会場> 同志社大学今出川キャンパス クラーク記念館クラーク・チャペル

    「東アジアにおけるミッション高等教育史研究の来歴と現在」

      陶飛亜(上海大学)、李省展(恵泉女学園大学)

    司会:田中智子(同志社大学)

    <日時> 9月22日(日)10:00~17:00(開場 9:30)

    <会場> 同志社大学今出川キャンパス 良心館305番教室

    ②「越境する教育事業と「帝国」の時代―キリスト教界・公権力・地域勢力―」

      小檜山ルイ(東京女子大学)

    コメンテーター:水谷智(同志社大学)、駒込武(京都大学)

    司会:長志珠絵(神戸大学)

    ③「戦時同志社史再考―世界史・地域史のなかの連鎖構造―」

      駒込武(京都大学)、田中智子(同志社大学)

    コメンテーター:寺崎昌男(立教大学)

    司会:奈須恵子(立教大学)

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    第2回

    『植民地主義のなかの帝国』

    <日時> 10月26日(土)13:00~18:00

    <会場> 同志社大学今出川キャンパス 良心館305番教室

    ①基調講演

    「More questions about colonialism」

      Frederick Cooper (New York University)

    司会:水谷智(同志社大学)

    ②植民地主義のなかの日本

    「アジア的/民族的」、固有なコミュニズムから韓国的民主主義まで

      黄鎬徳(成均館大学校)

    「事実と規範のはざまで:帝国日本の法、言語、肉体」

      金杭(高麗大学校)

    「帝国のアンダーグラウンド:革命の法域と境界」

      車承棋(聖公会大学校)

    司会:冨山一郎(同志社大学)

    ③総合討論

    討論者:藤井たけし(成均館大学校)、金友子(立命館大学)、永原陽子(京都大学)

    司会:冨山一郎(同志社大学)、板垣竜太(同志社大学)

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    第3回

    『日本の「戦後史」と東アジア』

    <日時> 11月3日(日)13:00~17:00

    <会場> 同志社大学今出川キャンパス 明徳館1番教室

    「引揚者と戦後日本社会」

      安岡健一(飯田市歴史研究所)

    「ヨイトマケの唄、ニコヨンの唄―戦後失対労働者の存在形態と社会意識―」

      杉本弘幸(佛教大学)

    「沖縄復帰前後の経済構想」

      櫻澤誠(立命館大学)

    「1980年代以降日本における中国系新移民について」

      宋伍強(広東外語外貿大学)

    司会:福家崇洋(京都大学)

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    第4回

    『北に渡った言語学者・金壽卿(1918-2000)の再照明』

    <日時> 11月9日(土)10:30~17:30

    <会場> 同志社大学今出川キャンパス 明徳館1番教室

    ①北朝鮮の言語学・言語政策と金壽卿

    「北朝鮮の言語学史をどうみるか」

      金河秀(延世大学校)

    「国語学史の観点からみた金壽卿」

      崔炅鳳(圓光大学校)

    司会:コ・ヨンジン(同志社大学)

    ②金壽卿の国際的照明

    「金壽卿の朝鮮語研究と日本」

      コ・ヨンジン(同志社大学)、板垣竜太(同志社大学)

    「旧ソ連の言語学と金壽卿」

      趙義成(東京外国語大学)

    「金壽卿と中国の朝鮮語学」

      崔羲秀(青島濱海学院)

    司会:洪宗郁(同志社大学)

    ③特別講演

     「父・金壽卿」

      金惠英(トロント大学)、金泰成(釜山大学校)

    司会:板垣竜太(同志社大学)

    ④総合討論

       共催:同志社大学グローバル地域文化学部、同志社コリア研究センター

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    ≪主催≫

    同志社大学人文科学研究所

    ≪お問い合わせ先≫

    同志社大学人文科学研究所

    Tel: 075-251-3940

    E-mail: ji-jimb[アットマーク]mail.doshisha.ac.jp

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